放射線科
放射線科では一般撮影室、X線TV室、CT室の3室があります。
一般撮影室
一般撮影室はX線を用いた撮影を行う検査室です。
もっとも一般的で、俗に言う「レントゲン写真」がこの検査です。
主に胸部、腹部、骨、関節の撮影はここで行います。
X線TV室
X線TV室では主にバリウムを使用して行う胃、十二指腸、大腸検査や、造影剤やカテーテルを使った血管や肝臓、膵臓、腎臓などの検査を行います。
CT室
マルチスライスCTは同時に多断面を撮影できることから、
- 撮影時間が大幅に短縮されます。
- 任意方向からの観察や立体像により、微細血管や病変構造の観察が行えます。
- 従来のCTより精密な情報が得られ、頭部・胸部・腹部の全身領域の検査に有効です。
- 放射線被ばくも大幅に低減でき、かつ検査時の苦痛や造影剤量も低減できます。
放射線科では、PACSを導入しています。
PACS化により、写真画質の安定や、画像の調整が可能となり、診療に貢献できています。
また、診察室でモニターにより画像確認が可能となり、過去画像との比較が容易になりました。