新型コロナウイルス感染症発生について(第1報:2021.2.5.更新)
当院で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生致しました。患者さまやご家族、地域の皆さま、関係各所の皆さまに多大なご心配とご負担をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。これまでに入院患者4名(全員が県内の新型コロナウイルス感染症患者受け入れ病院に転院済)と職員2名の感染が確認されております。以下に今回の経緯をご報告致します。
なお、院内で取り組んでいます感染拡大防止策や、その後の状況について随時更新して参りたいと存じますので、宜しくお願い致します。
1月30日
入院患者1名(資料443)の発熱があり、新型コロナウイルス検査陽性が判明致しました。
※ 資料とは和歌山県が発表している陽性者の番号
2月1日
濃厚接触者の患者1名(資料443-1)の新型コロナウイルス検査陽性が判明致しました。またこれとは別に外来部門の職員(資料443-2)の新型コロナウイルス陽性が判明致しましたことを受けて、保健所の指導により、医師、看護師を含む外来部門の職員55名に新型コロナウイルス検査を実施し、全員の陰性が確認されました。
2月2日
同じ病棟に入院中の2名(資料443-4、443-5)に新型コロナウイルス検査陽性が判明致しました。同日、保健所の指導により、同じ病棟の患者全員と職員全員に新型コロナウイルス検査を実施しました。新たに入院中の患者1名(資料443-6)の新型コロナウイルス検査陽性が判明致しました。
以上の様な集団感染が発生したことを受けて、外来診療について2月3日から2週間(2月16日)外来を休診することと致しました。なお、お薬を希望される患者さまには処方箋を発行いたします。また、他院への紹介を希望される患者さまにつきましても鋭意対応させて頂きます。
以上のような集団発生により和歌山県より院内クラスターの発生と認定されました。
2月4日
同じ病棟に勤務している職員(資料443-7)の新型コロナウイルス検査陽性が判明致しました。当該職員の最終勤務は2月1日です。
現在、当院では早期の終息に向けて保健所の指導の下、職員が一丸となり徹底した対策を講じております。今後状況の変化があり次第、当院のホームページで速やかにお知らせ致します。
和歌浦中央病院
病院長 山本 好信